プログラマーになるには
プログラマーの仕事とは?
小学校や中学校、高校でプログラミングの授業が必修化され、身近な科目であり将来の仕事としてもイメージしやすくなった「プログラマー」という職業。
プログラマーは、コンピューターソフトウェアやアプリケーションを作成し、保守する役割を担います。現代には多くのWebサイトやスマートフォンやタブレット向けのモバイルアプリケーション、企業内部のシステム、IoTデバイスのソフトウェアなどがありますが、これらを完成させるためには、プログラマーがプログラミング言語を使ってコードを書き、開発作業を行うことが欠かせません。新しい技術やアプリケーションの開発に携わり、ネットワークインフラやテクノロジーの発展に寄与することでイノベーションを生み出すため、プログラマーは現代社会において欠かせない存在であり、その重要性は今後も高まるでしょう。
<活躍の場>
コンピュータ関連メーカーやソフトウェア開発会社、情報処理系会社など。最近では一般企業や官公庁、研究機関などでも広く求められています。
プログラマーの年収はどのくらい?
プログラマーの収入は、地域、経験、スキルレベル、勤務形態(正社員、パート、独立業者など)、さらには勤務する会社の規模などによって異なります。正社員なら平均年収が520万円(※令和4年度賃金構造基本統計調査より)。日本全体の給与所得者の平均年収458万円と比較すると、やや高めの水準だといえます。
※上記はあくまで平均年収であり、全業界の新卒年収では224万円~322万円程度といわれています。
ただ、就職する企業や扱う言語、専門性など個人のプログラミングスキルに大きく左右されます。海外では平均年収が1000万円という国もありますし、キャリアアップして上級職種であるシステムエンジニアになれば600 ~700万円、チームを統括するプロジェクトマネージャーなどになれば800~900万円など大きく発展できる職種です。
プログラマーになるには?
プログラマーになるためには、プログラミングの基礎を習得しておきたいもの。独学で学ぶことも可能かもしれませんが、専門学校や大学のIT系学科で関連するコースを受講することで、プログラミングとはなにか、技術、応用までしっかり学ぶことが可能です。
特に専門学校なら2年間の実践的な学びで、早くから憧れの業界、仕事に飛び込むことができるメリットもあります。
他に、在学中から同じ夢を目指す仲間ができたり、先生や卒業生とのネットワークを構築できたりといった可能性も。また、学校宛てに就職関連の案内や求人票が届くことも多いので将来に繋がりやすく、先生が面接練習をしてくれるなど手厚いサポートがあるのも専門学校ならではです。
プログラマーになるために資格は必要?
プログラマーになるためには、特定の資格が必須とされるわけではなく、知識や実力が重視されることが一般的です。
プログラマーに求められる基本的なITスキルや広範な知識を保有していることを証明するために、基本情報技術者試験(国家資格)、ITパスポート、情報セキュリティマネジメント試験などがあれば、プログラマーとしての就職に役立つといえます。
また、ビジネス実務マナー検定も社会人としての人間関係やマナーを理解している証明のひとつとなるので、取得しておくと評価につながりやすいでしょう。
プログラマーに向いているのはどんな人?
論理的思考能力: プログラムは論理的な手順に基づいて作成されるため、論理的な思考ができることが重要だといわれています。昨今では学校の授業などでも学ぶため、基礎的な知識を持っていたり、「プログラミング的思考」で物事を考える能力を身につけていることが多いといえます。
また、コツコツと作業を積み重ねられる人、「なぜだろう?どうしてだろう?」と考えていくことができる人にも向いています。
プログラマーになるにはこの学科!
PCを触ったことのない初心者でもゼロからIT業界を目指せる!それがITエンジニア専攻です。
システムの知識やプログラミングスキルはもちろん、デザインやビジネスの知識も学び、UI/UXなどの幅広い視野を持ったプログラマーを目指すことができます。
また、IT系の国家資格である『基本情報技術者試験』の午前試験が免除になるカリキュラムが組み込まれているので、資格取得にも強い。就職の時にもアピールできる資格です。
プログラマーに関連する仕事
- システムエンジニア(SE)
- ゲームエンジニア
- AIエンジニア
- CGデザイナー
- CG映像オペレーター・クリエイター
- Webデザイナー